『冬の日の幻想』〜トーンハレ管1月22日19時半よりライヴ配信

10月以降休止状態にあったチューリッヒ・トーンハレ管弦楽団が、1月11日からようやく舞台に戻って来ました!

2019年10月にスタートした彼らのチャイコフスキー・ツィクルス・レコーディング・プロジェクトは、2020年3月より中断していましたが、昨年第一弾のCD(交響曲第5番と幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」)発売に際して得られた好評をモチベーションに、先へ進むことに決めたそうです。

音楽総監督パーヴォ・ヤルヴィ他、そのレコーディングチームは、万全なる感染防止対策と検査をパスしてスイス入りし、こんな感じで練習に励んでいるそうです。©alberto-venzago

そして1月22日、その生演奏がIDAGIOのGlobal Concert Hallを通して、お茶の間にライヴ配信されることになりました。(https://app.idagio.com/live/event/ tchaikovsky-with-tonhalle-orchestra-zurich-paavo-jarvi)

プログラムは同タイトルを冠するチャイコフスキーの交響曲第1番と共に、イタリア奇想曲と戴冠式祝典行進曲で構成されます。1月22日19時半から始まるその生演奏は、€ 9.90で48時間視聴することができます。

レストランに続き、生活必需品以外の店舗も閉鎖されてしまうこの時期、チャイコフスキーの描く冬の日の幻想を、暖かい自宅でワイン片手に聴けるのは、コロナ禍の唯一のメリットかもしれません...。