オーケストラ&バレエ版『冬の旅』

チューリッヒ歌劇場のバレエダンサー達も、ようやく再び舞台に立てることになりました!

2月13日に再演予定だった『冬の旅』は予定通り、しかし無観客で上演され、Live配信されます。

シューベルトがヴィルヘルム・ミュラーの詩に作曲した連作歌曲集『冬の旅』は、失恋によって絶望した若者が旅に出て自分と対話し続ける大作で、コロナ禍の冬にピッタリな孤独感に支配された世界を描き切っています。

ピアノ伴奏の原曲を、現代ドイツを代表する作曲家Hans Senderがオーケストラ版に編曲したドラマティックな音楽に、チューリッヒ歌劇場バレエ部門のディレクターChristian Spuckが振付したバレエダンサー達が、その世界を視覚化します。歌うのは、スイスを代表するテノールMauro Peterです。初演の際は(2018年)は第2キャストの日に所見したので、個人的にも楽しみです。

www.opernhaus.chで5月14日までライヴ配信中です。